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季節のまきどき

家庭菜園カレンダー【九州】月ごとの種まき・植え付け早見表

公開 2026年11月3日

家庭菜園カレンダー【九州】月ごとの種まき・植え付け早見表

九州は、日本の中でも暖かい「暖地」にあたります。関東向けの本やカレンダーを見て同じ時期にまくと、1か月ほどずれてしまう野菜もあります。

この記事では、九州・鹿児島(暖地)で育てる38種類の野菜について、月ごとに「何をまくか」「何を植えるか」を1枚の早見表にしました。あわせて、鹿児島県の資料と時期がずれている野菜も、表にして並べています。

九州は「暖地」:区分のしかた

種苗会社の栽培資料では、日本を寒地・寒冷地・中間地(温暖地)・暖地に分けて、まく時期を書いています。このサイトのアプリ「まきどき|うえどき」では、福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄と、四国4県を「暖地」としています。

同じ九州でも、山あいの高原は涼しく、海沿いは暖かいので、寒い場所ほど「1つ寒い区分」(中間地)の時期を参考にすると合いやすくなります。

月ごとの種まき・植え付け早見表(暖地)

九州(暖地)の主な野菜12種の、種まきと植え付けの月を示した表の図
九州(暖地)の主な野菜の種まき(青)と植え付け(橙だいだい)の月。表の内容から抜き出した図。
月種まき苗・種いも・球根の植え付け
1月——
2月トマト・なす・ピーマン・ほうれん草・レタス・キャベツ・白菜・ブロッコリー・えんどう・パセリ—
3月トマト・なす・ピーマン・ゴーヤ・かぼちゃ・とうもろこし・スイカ・ズッキーニ・小松菜・ほうれん草・レタス・キャベツ・白菜・ブロッコリー・大根・にんじん・かぶ・ラディッシュ・ネギ・えんどう・パセリ・にらキャベツ・白菜・ブロッコリー・じゃがいも・みょうが
4月トマト・きゅうり・枝豆・いんげん・オクラ・ゴーヤ・かぼちゃ・とうもろこし・スイカ・ズッキーニ・小松菜・ほうれん草・白菜・大根・にんじん・かぶ・ラディッシュ・ネギ・しそ・バジル・パセリ・にらトマト・なす・ピーマン・ゴーヤ・かぼちゃ・キャベツ・白菜・ブロッコリー・じゃがいも・里芋・みょうが
5月きゅうり・枝豆・いんげん・オクラ・ゴーヤ・かぼちゃ・とうもろこし・ズッキーニ・小松菜・ほうれん草・ラディッシュ・ネギ・しそ・バジル・落花生トマト・きゅうり・なす・ピーマン・ゴーヤ・かぼちゃ・スイカ・白菜・さつまいも・里芋・バジル・しょうが
6月きゅうり・枝豆・いんげん・ゴーヤ・小松菜・ネギ・しそ・バジル・落花生トマト・きゅうり・ゴーヤ・かぼちゃ・スイカ・さつまいも・バジル
7月きゅうり・枝豆・いんげん・小松菜・キャベツ・ブロッコリー・バジルきゅうり・ゴーヤ・さつまいも・バジル
8月いんげん・小松菜・レタス・キャベツ・白菜・ブロッコリー・大根・にんじん・バジル・パセリきゅうり・キャベツ・ブロッコリー・バジル
9月小松菜・ほうれん草・レタス・キャベツ・白菜・大根・にんじん・かぶ・ラディッシュ・たまねぎ・ネギ・パセリ・にらキャベツ・白菜・ブロッコリー・じゃがいも・バジル
10月小松菜・ほうれん草・かぶ・ラディッシュ・たまねぎ・ネギ・そら豆・えんどう・にらキャベツ・白菜・にんにく・いちご・バジル・みょうが
11月小松菜・そら豆・えんどうたまねぎ・いちご・みょうが
12月えんどうたまねぎ・みょうが

家庭菜園アプリ「まきどき|うえどき」の元データ(アタリヤ農園の栽培情報)の暖地の期間を、月ごとに並べ直したものです。月のうち1旬(10日)でも期間にかかる野菜を載せています。じゃがいも・さつまいも・里芋は「種いも」、にんにく・しょうが・みょうがは「球・根茎」の植え付けです。1月は、この表の野菜では、種まきや植え付けの期間にかかるものがありません。

この表の使い方

  • 表に出た月は「その月のどこかで可能」という意味です。前半・後半の細かい旬は、アプリや種袋で確かめてください
  • 夏野菜(トマト・なす・ピーマンなど)は、種から育てると2〜3月にまきはじめます。苗を買う場合は、4〜5月の植え付けが目安です
  • 秋まきの葉もの・根菜は、9〜10月に集中しています。まき遅れた場合はこちらの記事、10月中旬以降にまけるものは秋まき野菜の一覧を見てください

県の資料とのずれ:半月ほどちがうことがある

上の表の元データと、鹿児島県の資料(有機百培)の作型を比べると、野菜によっては半月ほどずれるものがありました。時期の資料は、調べた地域や品種、栽培の方法(マルチやトンネルの有無)で少しずつちがうためです。

野菜アプリの元データ(暖地)鹿児島県の作型
ブロッコリー(秋)種まき 7月下旬〜8月下旬/苗の植え付け 8月下旬〜9月下旬種まき 8月下旬〜9月下旬/定植 9月上旬〜10月中旬(秋まき)
たまねぎ種まき 9月中旬〜10月上旬/苗の植え付け 11月中旬〜12月上旬種まき 9月中旬〜下旬/定植 11月上旬〜中旬(普通)
そら豆種まき 10月下旬〜11月下旬種まき 10月中旬〜下旬(秋まき春どり)
にんにく植え付け 10月上旬〜10月下旬植え付け 10月(マルチ栽培)

鹿児島県「有機農業の手引き『有機百培』」有機野菜栽培事例(2019年)の作型。ブロッコリーは「秋まき」の作型(夏まきではありません)。

ずれがあるときは、種袋の「まきどき」を第一にしてください。種袋は、その品種に合わせて書かれています。この表は、「どの月に動きはじめるか」をつかむための目安として使うのがおすすめです。

九州で気をつけたいこと

  • 暑さの影響を受けやすい:にんにくは、地温22〜25℃になると発芽が悪くなります(鹿児島県)。ほうれん草は、25℃以上で発芽率が下がります(タキイ種苗)。秋まきは、暑さが落ち着いてからにします
  • とう立ち・冬越しの管理:寒くなってから種をまく野菜は、低温でとう立ちしやすいものがあります(小松菜は、13℃以下の低温が続くと花芽ができる。タキイ種苗)
  • 害虫が多い時期は防虫ネット:鹿児島県の資料では、小松菜・みずなの害虫は春と秋に多く、防虫ネットが有効とされています

月ごとのくわしい記事

アプリなら、都道府県を選ぶだけ

この早見表は、家庭菜園アプリ「まきどき|うえどき」と同じ元データです。アプリでは、お住まいの都道府県を選ぶだけで、198種類の野菜の時期が地域に合わせて見られます。時期は旬(10日)単位で表示され、いま まける野菜は「わたしの野菜」の上に並びます。さらに、自分の畑に合わせて時期を前後にずらすこともできます。無料で使えます。iPhone は App Store、Android は Google Play で「まきどき」と検索してください。

出典

時期はその年の気温や畑の場所で前後します。種袋の適期もあわせて見てください。

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